自分で勉強する

自分でできることは人に頼らない。教えてもらわない。

少なくとも公立小中学校で学習する教科の内容については,
学校で授業を受け,教科書及び副教材を使用して勉強することで,
自分一人の力で習得することができるはずです。
過度な努力(量,時間)や特別な勉強法などは必要ありません。

この場合の「習得する」とはどのような状態をいうのでしょうか?
絶対的な基準のようなものはありませんが,
中学生の場合,分かりやすい成績の基準としては,
・学校の定期テストで80点以上とれる,
・通知表の評定が4以上である,
程度の状態がそうであるといえるでしょう。

これらの成績は,
それが学校の教科書内容及び授業内容の習得度を示すものである以上,
それを達成するために塾などでの特別な学習指導は必要ありません。

つまり,これらの成績は,
過度な努力や特別な方法を必要とせず,
自分一人の力で実現することができるはずなのです。

そして重要なことは,
実際にそれが実現可能であるかどうかということではなく,
そうであるはずだという意識を持つこと」なのです。

「自分で勉強する」とは,
勉強は自分の力だけでもできるはずだという意識をもつこと。
まずは自分の力だけで習得してみようという意志をもつこと。
その上で自分の力で試行錯誤していくこと。