中学時代の自由研究は
私の中学では、自由研究の宿題は、
理科として出されていました。
したがって、事前に考えるテーマは、当然理科系。
毎年7月になると、理科の授業では、
「日ごろ不思議に思っていることを書こう」
「それに基づいて、夏休みの研究テーマについて計画を立てよう」
という時間が設けられ、
各々が研究テーマを決めて、計画書を作成しました。
もう、この時間が、苦痛で苦痛で(:_;)
理科の先生は大好きだったけれど、
自由研究だけは、計画段階から、大っ嫌いでした。
だいたい、皆が、身の回りに起こる現象を「どうして?どうして?」と
興味を持って生活していると、なぜ思うんでしょうか。
そういうもんだ、と思っていて、
「不思議だ、調べたい!」なんてちっとも思ってない人もいるのに。
それをわざわざテーマとして考えさせて、
本で調べるか、自分で実験・観察するかしかない時代に、
「じゃあ、夏休みに探求してみよう!」
って。
せめて、インターネットが普及していたら、
ここまで嫌ではなかったかもしれません(T_T)
ちなみに、私が学習指導を始める頃(つまり20年ほど前)には、
中学生の自由研究も、分野が自由になっていた記憶があります。
理科系でなくてもよい。
歴史でも、言語でも、興味がある事ならなんでもよい。
というふうに。
それなら私も、いくらでも調べたいことはあったけどなぁ。
とにかく、今の中学生が羨ましいです('ω')